伊藤忠食品は企業理念である「健康で豊かな食生活創り」をサステナビリティの基本方針とし、良き企業市民として社会的責任を果たすため、様々な社会貢献活動を推進しております。
伊藤忠食品は、プリペイドカードの発行・販売と、商品交換用WEBサイトの運営を行うギフトカード事業において「東北応援うめぇどカード」を発行しており、売上の一部を被災地への義援金として寄付しています。
このプリペイドカードは、東北各地の商品を取り揃えており、特に被害の大きかった岩手・宮城・福島3県の名産品と交換できます。被災されたメーカー様の復興への想いが詰まった逸品と交換することで、美味しいグルメを楽しみながら東北を応援することができます。
■ 義援の概要
寄付額 | 売上の2% |
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寄付先 | 公益財団法人みちのく未来基金(※) |
(※)公益財団法人みちのく未来基金
東日本大震災で親を亡くした子供たちが夢をかなえるために、
大学へ進学し卒業するまでを全額支援する団体。
伊藤忠食品は、飢餓と貧困の撲滅を使命に活動するWFP 国連世界食糧計画の公式支援窓口である認定NPO法人国連WFP協会の評議員となっています。
また、国連WFP協会が国内主要都市で開催しているチャリティーウォークイベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」に例年参加しています。
同イベントは途上国の子どもたちの飢餓をなくすことを目的としており、参加費の一部は国連WFP協会が取り組んでいる「学校給食プログラム」の支援に役立てられています。
世界では多くの子どもたちが一日に一度の食事すらとることもできずに、飢えや栄養不良によって命を落としています。「学校給食プログラム」では、途上国の子どもたちに学校で栄養価の高い給食を提供する活動を行っており、子どもたちの健全な発育を助けると同時に、就学率・出席率を高める効果を上げています。
こうした取り組みが当社の企業理念である「健康で豊かな食生活創り」に合致することから、同イベントの趣旨に賛同し、社員とそのご家族へ参加を呼びかけています。参加人数は年々増加し2019年は横浜・大阪あわせて186人となりました。
当社は同イベントなどを通じて途上国の子どもたちの未来を支え、飢餓問題の解決に貢献していきたいと考えています。
伊藤忠食品では、フードバンク(※)活動に賛同・支援しており、当社保有株式の株主優待品や展示会出展メーカー様からご協力いただいたサンプル品、規格外商品を、フードバンク活動を行うNPO法人を通じて生活に困窮した方々の支援団体や児童養護施設に寄付しています。フードバンクに協力することで食品ロスの抑制、環境負荷の低減にも貢献しています。
(※)フードバンク
まだ安全に食べられるにも関わらず、流通規定や外箱の破損などの理由から市場に流通できなくなった規格外商品に商品関連企業から寄贈を受け、生活困窮者に無償提供する活動。
2020年より、CSR報告書はコーポレートレポートに合冊させていただきました。